どうも、大学病院で10年目看護師をしている管理人のナスかぶです♪
看護師を目指している方や、現在看護師として働いている方の中には、
看護師って実際にどのくらいボーナスをもらえるの?
大学病院に転職を考えているけどボーナスがどのくらいか気になる・・・
などと感じている方もいるのではないでしょうか?
ネットで調べてみても出てくるのは一般的な平均金額などが多く、実際に私たちが知りたいリアルな金額が書かれている記事は少ないと感じます。
そこでこの記事では、
と思っている方に対し、
大学病院で10年以上看護師として勤務している私が、過去の給与明細をもとに実際のボーナス額を公開していきます!
先に2023年における年間のボーナス額についてお伝えすると、
年間総支給額:123万5,921円
でした。
この記事を読めば、
などについて知ることができます。
以下で詳しく解説していきますのでぜひ最後までご覧ください!
大学病院で働くメリット・デメリットについては別の記事で解説します。
大学病院の実際のボーナス額
それでは早速、大学病院でのボーナス額を過去の明細をもとに振り返ってみます。
3〜4年目
夏のボーナスについては明細を紛失していたため不明です。
大学病院3年目での冬のボーナス額は50万986円、
大学病院4年目での冬のボーナス額は50万2,809円でした。
社会人になりたての頃はボーナスの明細をこまめに保存していなかったです・・・
5〜6年目
この年からようやく夏・冬ともに明細を見つけることができました。
大学病院5年目での年間ボーナス額は103万5,560円、
大学病院6年目での年間ボーナス額は108万2,620円でした。
5年目には年間ボーナス支給額が100万円を超えました!
7〜8年目
大学病院7年目での年間ボーナス額は111万4,706円でした。
大学病院8年目の夏のボーナス額については明細を紛失。冬のボーナス額は54万556円でした。
9〜10年目
大学病院9年目での年間ボーナス額は119万542円でした。
また、大学病院10年目での年間ボーナス額は123万5,921円でした。
10年目にして年間ボーナス額が120万円を超えました!
これまでのボーナス支給額をまとめるの次のようになります。
夏のボーナス | 冬のボーナス | 年間合計 | |
---|---|---|---|
2016年(3年目) | 500,986円 | ||
2017年(4年目) | 502,809円 | ||
2018年(5年目) | 500,128円 | 535,432円 | 1,035,560円 |
2019年(6年目) | 541,310円 | 541,310円 | 1,082,620円 |
2020年(7年目) | 563,615円 | 551,091円 | 1,114,706円 |
2021年(8年目) | 540,556円 | ||
2022年(9年目) | 589,306円 | 601,236円 | 1,190,542円 |
2023年(10年目) | 597,395円 | 635,921円 | 1,233,316円 |
このように、自分がこれまでにボーナスで貰った金額を振り返ってみると、
- 大学病院勤務3年目の時点である程度の金額を貰っている
- 安定的にボーナスが支給されている
- 勤続年数に伴いボーナス額も上昇している
ということが分かります。
数字だけをみるとかなりの金額を貰っていうように感じますが、
ということも気になります。
そこで、次に看護師のボーナスが一般的にどのくらいなのかを解説していきたいと思います。
大学病院看護師のボーナスをいろいろな角度から比較してみましょう!
看護師の平均ボーナス額
看護師全体の平均ボーナス額
厚生労働省の最新の調査(令和4年賃金構造基本統計調査)によると、
看護師全体の平均ボーナスは約86万2,100円(年間)となっています。
つまり、夏冬1回あたりのボーナス支給額は約43.1万円程度です。
2023年度に私が貰ったボーナスの年間総支給額は123万3,316円であるため、大学病院の看護師は平均と比べ大きく上回っていることが分かります。
実際に比較してみると大学病院のボーナス額は高いことがわかります。
それでは、病院の規模によってどの程度ボーナス額が変わってくるのでしょうか?
職員数別の平均ボーナス額
次の表は、病院や施設の職員数別の看護師の平均ボーナス額をまとめたものです。
職員数 | 平均ボーナス額(年間合計) |
---|---|
10〜99人 | 64.8万円 |
100〜999人 | 79.4万円 |
1000人以上 | 103.1万円 |
合計 | 86.2万円 |
大学病院には医師や看護師だけでなく、薬剤師、放射線技師、臨床検査技師、臨床工学技士、理学療法士、医療事務など様々な職員が働いているため、必然的に職員数は多くなります。
そのため、大学病院は職員数の少ない施設に比べてボーナス額が高くなっている傾向にあります。
同じ看護師といっても、勤め先で大きく金額が変わるみたいですね・・・
年代別にみた看護師の平均ボーナス額
では、年代別に場合、看護師のボーナスはどのように推移してくのでしょうか?
以下の表は、年代別に見た看護師のボーナス平均額です。
年代別 | 平均ボーナス額(年間合計) |
---|---|
20〜24歳 | 46.2万円 |
25〜29歳 | 76.7万円 |
30〜34歳 | 78.3万円 |
35〜39歳 | 90.6万円 |
40〜44歳 | 96.5万円 |
45〜49歳 | 103.6万円 |
50〜54歳 | 105.8万円 |
55〜59歳 | 109.0万円 |
60〜64歳 | 70.3万円 |
私の場合、30〜34歳の区分に当てはまります。
この結果と比較しても大学病院のボーナス額は平均以上であるため、大学病院勤務はボーナス額だけで見ると恵まれていることが分かります。
看護師と他職種との平均ボーナス額の比較
それでは、看護師のボーナスは他の職種と比べるとどの程度なのでしょうか?
同世代の人と比べて、自分のボーナスはいい方なのかな?
と気になる方も多いのではないでしょうか?
以下の表は、他職種と全職種の平均ボーナス額を比較したものです。
平均ボーナス額(年間合計) | |
---|---|
看護師(平均年齢:40.7歳) | 86.2万円 |
全職種(平均年齢:43.7歳) | 88.5万円 |
これを見ると、
看護師全体で見た場合、看護師のボーナス額は全職種の平均を下回っています。
大学病院におけるボーナスの水準は高いですが、看護師全体でみると必ずしも他職種のボーナスより多い訳ではないことが分かります。
夜勤もしながら働いているのに、他職種の人よりボーナスが少ないと悲しいですよね・・・
おすすめするボーナスの使い方
ここまで、大学病院看護師の実際のボーナス額について紹介してきました。
みなさんの貰っているボーナスはどのくらいでしょうか?
また、ボーナスを普段何に使っていますか?
人によってはブランドのバッグや財布を買ったり、車の購入であったり、旅行に行ったり・・・。
しかし、せっかく安定した給料やボーナスを貰っているのに、浪費に使ったり、貯金するだけではもったいないと感じませんか?
最後に、おすすめするボーナスの使い道について紹介したいと思います。
お金の使い方は人それぞれですが、より生活を豊かにする方法をご紹介します!
投資による資産形成
まず、私が一番におすすめするのがボーナスを元手に資産形成を始めることです。
最近、テレビやYouTubeのCMなどでも、
「資産形成」や「株式投資」といった言葉を聞くことが多いと思います。
金融庁では、資産形成について以下のように説明しています。
「資資産形成」には、「貯蓄」と「投資」の2つの方法があります。
「貯蓄」とはお金を蓄えることで、銀行の預金などがこれに当たります。一方、「投資」とは利益を見込んでお金を出すことで、株式や投資信託などの購入がこの「投資」に当たります。
金融庁:投資の基本、貯蓄と投資の違い
教育や老後資金など、今すぐに必要にならなくても、将来のために増やしていきたいお金は、株式や投資信託などを利用した「投資」の形で、長い期間をかけて少しずつ増やしていくと良いでしょう。
金融庁:投資の基本、貯蓄と投資の違い
つまり、投資による資産形成を始めることは将来の資産を増やすことにつながっています。
看護師の収入は看護師全体で見た場合、他の職種と比べても決して多い訳ではありません。
そのため、私自身将来のことを考え、2021年から資産形成のため積立NISAやジュニアNISA、個別株投資などを始めました。
その結果、初心者から投資を始め現在までに300万円以上資産を増やすことができています。
そして、2024年からは投資対象、投資できる金額が大幅に増えた新NISAも始めています。
以下の表は金融庁のサイトより引用したものです。
このように、投資期間が長ければ長いほど、投資資金を運用して得られた利益が更に運用されて増えていく「複利」の効果が高まります。
そのため、まだ投資による資産形成を始めていない方は、ボーナスでもらったお金を元に可能な限り早く資産形成を始めることをおすすめします。
看護師になぜ株式投資をおすすめできるのについて以下の記事で詳しく解説していますので、興味があればぜひご覧ください♪
ふるさと納税
ふるさと納税は、自分の選んだ自治体に納税することにより、自己負担額が実質2,000円でその額に応じた所得税の還付や住民税の控除、返礼品の受け取りなどができるお得な制度です。
誰でも簡単に申し込むことができ、寄付金額の30%までの返礼品を受け取れるためお得な制度といえます。
毎日の生活を豊かにすることができ、節税にもつながるためボーナスの使い道としておすすめです。
自己投資
資産形成や節税以外にもおすすめできるボーナスの使い道としては自己投資があります。
自己投資には様々なものがありますが人生をより豊かにできるものとして、
- 資格取得
- 読書
- 健康的な運動や睡眠、食事
などが挙げられます。
まとめ
この記事では、大学病院で働く看護師のリアルなボーナス額についてお伝えしました。
みなさん、自分のボーナスと比べてどうでしたでしょうか?
働く地域や雇用形態、勤続年数によって人それぞれだとは思いますが、
この記事で伝えたかったことは、
ボーナスを使って資産形成を始めてみてはどうかということです!
このブログでは、看護師として働きながら初心者から株式投資を始めた私がこれまでに学んだことをもとに、
これから株式投資を始めようと考えている看護師の方に向けて資産形成に役立つ情報について発信しています。
何か一つでもみなさんの役に立てばと思いますので、興味があればぜひ他の記事もご覧になってみてくだいさね♪
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