
将来のために投資を始めたいけど、何から始めればいいの?



株式投資って難しそうだし、損をするのが怖い…



正しい知識を身につければ、初心者でも株式投資は始められます!
はじめまして。私は現在2交代勤務の急性期病院で働いており、看護師13年目になります。
看護師は安定した職業ですが、教育費、住宅ローン、老後資金など将来のお金に不安を感じる人も少なくありません。私自身も将来に備えるために2021年から投資を始めました。
しかし、最初は「証券口座って何?」「どの株を買えばいいの?」「損したらどうしよう」と分からないことばかりで、不安を感じていたことを覚えています。
特に看護師は夜勤や不規則な勤務も多く、投資について学ぶ時間を十分に確保することが簡単ではありません。しかし実際には、投資は特別な知識がなくても少額から始めることができます。
そこでこの記事では、株式投資の基本的な仕組みや始め方、メリット・デメリット、初心者が押さえておきたいポイントについてわかりやすく解説します。
結論からお伝えすると、株式投資は企業の成長による値上がり益や配当金を期待できる資産形成の方法の一つです。一方で、元本割れのリスクもあるため、始める前に基本的な知識を身につけることが大切です。
この記事を読むことで株式投資の基本を理解し、誰でも・簡単に・今すぐ自分に合った資産形成の第一歩を踏み出せるようになります。ぜひ最後までご覧ください♪
なぜ看護師に株式投資がおすすめなのか?
看護師は安定した職業です。一方で、
- 昇級幅は大きくない
- 夜勤を続けなければ収入が増えにくい
- 教育費や住宅ローンの負担がある
という現実もあります。
私も看護師として働いていますが、「給料だけで将来のお金を準備するのは大変だな」と感じたことが投資を始めたきっかけでした。投資は働いている時間以外にもお金に働いてもらう方法の一つです。
そもそも「株」とは何か?


そもそも株とは、企業のオーナーになれる権利です。
専門的な言葉で言うと、株式は企業が事業資金を調達するために発行する有価証券のことです。株式を購入すると企業の一部を所有したことになり、株主としてさまざまな権利を得られます。
例えば、トヨタ、任天堂、三菱UFJなどの株を購入すると、その会社の株主になります。株主になることには以下の特徴があります。
- 配当金や株主優待を受け取る権利がある
- 株価上昇による利益が得られる
- 株主には議決権が与えられる
株式投資のメリット


株式投資のメリットは以下のとおりです。
- 配当金収入(インカムゲイン)
- 株価の値上がり益(キャピタルゲイン)
- 株主優待
- 経営参加権
配当金収入(インカムゲイン)
配当金は、企業が利益の一部を株主に還元するものです。定期的に現金収入が得られます。例えば配当利回り3%であれば、100万円投資すると年間3万円程度の配当金を受け取れる可能性があります。
配当金に関する重要なポイントは以下のとおりです。
- 企業業績に連動して変動する
- 配当利回りで評価できる
- 税金の控除がある
上場株式の配当金には20.315%の税金がかかります。しかし、NISA(少額投資非課税制度)を利用すれば、非課税保有限度額1,800万円までの投資に関して非課税で配当金を受け取ることができます。
配当金を受け取るためには、権利確定日に株式を保有している必要があります。多くの企業で3月末と9月末が権利確定日です。
株価の値上がり益(キャピタルゲイン)
株価の値上がり益(キャピタルゲイン)は、株式を売却して得られる利益です。株価が上昇すれば、大きな利益を得られる可能性があります。
キャピタルゲインに関する重要なポイントは以下のとおりです。
- 企業業績や市場動向で変動する
- 含み益と実現益がある
- 損失も出る可能性がある
例えば100万円で購入した株が120万円になれば、20万円の利益です。含み益とは、まだ売却していない状態での評価上の利益です。実際に売却して初めて実現益となります。
キャピタルゲインにも税金がかかります。売却益に対して20.315%の税金が課されますが、NISAを利用すれば値上がり益も非課税で受け取ることができます。
株主優待


株主優待は、企業が株主に対して提供する特典です。商品やサービスの割引券、自社製品など、さまざまな形態があります。
株主優待に関する重要なポイントは以下のとおりです。
- 企業によって内容が異なる
- 保有株数で優待内容が変わる
- 優待目的の投資にはリスクがある



メディアでよく紹介される桐谷さんが株主優待生活で有名ですね
株主優待を受け取るためには、権利確定日に株式を保有している必要があります。優待目的の投資は魅力的ですが、株価変動リスクがあることを忘れてはいけません。
経営参加権
株主になると、企業の経営に参加する権利が得られます。具体的には、株主総会での議決権行使や株主提案権などがあります。
経営参加権に関する重要なポイントは以下のとおりです。
- 株主総会で議決権を行使できる
- 株主提案権がある
- 株主総会での質問権がある
- 保有株数で影響力が変わる
株主総会では取締役の選任や配当金の決定など、重要な議案について議決権を行使できます。2022年のトヨタ自動車の株主総会では、豊田章男氏の代表取締役社長再任などが議決されました。
株主提案権を使えば、株主総会の議案を提案できます。2023年のソニーグループの株主総会では、一般株主から「プレイステーション事業の分離」という提案がありました。保有株数が多いほど企業経営への影響力は大きくなります。発行済株式の3%以上を保有すると、株主総会の招集請求権を得られます。
株式投資のデメリット


株式投資のデメリットは以下のとおりです。
- 価格変動リスク(値下がりするリスク)
- 信用リスク(会社が倒産するリスク)
- 流動性リスク(すぐに売買できないリスク)
価格変動リスク(値下がりするリスク)
株式投資では、投資した金額(元本)を下回る損失が発生する可能性があります。1株1,000円で購入した株式が800円まで下落すると、20%の元本割れです。短期投資では一時的な株価変動の影響を受けやすく、元本割れのリスクが高いです。
2008年の世界金融危機時には、日経平均株価が1年で約42%下落しました。企業の業績悪化は株価下落につながります。2011年のオリンパスの不正会計問題発覚時には、株価が約70%下落しました。
市場全体の動向にも影響されます。2020年の新型コロナウイルス感染拡大時には、ほとんどの銘柄の株価が下落しました。価格変動リスクは分散投資によってリスクの軽減が可能です。日本株や米国株、新興国株、債券など、異なる資産に分散投資することで、資産下落を最小限に抑えられます。
信用リスク(会社が倒産するリスク)
企業が倒産すると株式は無価値になり、投資金額を失う可能性があります。2019年に倒産した日本の大手旅行会社テラスカイは、業績悪化により株価が1年で約99%下落し、上場廃止となりました。2011年の東日本大震災後、東京電力の株価は急落し、一時は上場廃止の危機に直面しました。
企業の財務状況をチェックすることで、倒産リスクを評価できます。自己資本比率が低い企業や、営業利益が赤字の企業は倒産リスクが高いです。倒産リスクも分散投資によって軽減が可能です。10社に均等に投資した場合、1社が倒産しても全体の10%の損失で済みます。
流動性リスク(すぐに売買できないリスク)


株式を売却したいときに、希望する価格ですぐに売れない可能性があります。時価総額が小さい新興企業の株式は売買が少なく、希望する価格ですぐに売れない可能性が高いです。取引が少ない銘柄では、売り注文と買い注文の価格差が大きくなり、不利な価格での取引を余儀なくされる可能性があります。
市場の急変においても、多くの投資家が同時に売却しようとするため、流動性が低下します。2020年3月の新型コロナウイルスによる株価暴落時には、多くの銘柄で取引が困難になりました。流動性の高い銘柄を選ぶことでリスクを軽減可能です。日経平均株価の構成銘柄は一般的に流動性が高い傾向があります。
金利・為替変動リスク(為替や金利により価格が変動するリスク)
金利や外国為替相場によっても債権や外国株の価値が変動します。
例えば、1ドルが150円の時に100ドル分の株を買った場合は15万円の価値があります。しかし、その後1ドルが100円になった場合、その株の価値は10万円になってしまい5万円の差が生まれます。これを為替差損と呼び、特に米国株投資などでは注意が必要です。
このように、株式投資にはさまざまなリスクがあります。そのため、「生活費を投資する」のではなく、「余剰資金」で投資することが大切です。
株式投資の始め方


株式投資は以下の手順を踏むことで始められます。
- 証券会社を選ぶ
- 証券口座を開設する
- 証券口座へ入金する
- 株を選ぶ
- 株を購入する
証券会社を選ぶ
株式投資を始めるためには、証券会社を選びましょう。証券会社は大きく分けて対面型とネット型の2種類があります。初心者の方には手数料が安く、スマホやパソコンから簡単に取引できるネット証券がおすすめです。
証券会社を選ぶ際のポイントは次のようになります。
- 取引手数料の安さ
- 取扱商品の豊富さ
- 取引ツールの使いやすさ
- 情報やサービスの充実さ
- 口座開設の簡便さ
楽天証券やSBI証券などの大手ネット証券の場合、条件を満たすことで取引金額・回数に関係なく無料で取引できます。スマホアプリを提供しているので、場所や時間を選ばずに取引ができる点も魅力です。
私自身も利用しているSBI証券は、投資初心者にも使いやすくおすすめです。妻は楽天証券を利用しており、夫婦でNISAを利用し株式投資を行っています。
SMBC日興証券やみずほ証券などの対面型証券会社は、専門家のアドバイスを直接受けられます。投資の相談をじっくりしたい方や、対面でのサポートを重視する方におすすめです。
証券口座を開設する


証券会社を選んだら、次は口座を開設します。多くの証券会社では、オンラインで簡単に口座開設ができます。
一般的な口座開設の流れは以下のとおりです。
- 証券会社のウェブサイトにアクセス
- 口座開設の申し込みフォームに必要事項を入力
- 本人確認書類をアップロード
- 口座の種類を選択
- 申込内容を確認して送信
本人確認書類には運転免許証やマイナンバーカード、パスポートなどが使えます。マイナンバーの提示も必要です。口座の種類には、一般口座と特定口座があります。特定口座は源泉徴収あり・なしに分かれます。初心者の方には、税金の計算を証券会社が行ってくれる「特定口座(源泉徴収あり)」がおすすめです。
SBI証券で口座を開設する場合、スマホで本人確認書類を撮影してアップロードすれば、最短即日で口座開設できます。他にも楽天証券や松井証券などの便利なネット証券があるのでチェックしてください。
証券口座へ入金する
口座開設が完了したら証券口座に入金します。入金方法は証券会社によって異なります。銀行振込やATM入金、コンビニ入金、ネットバンキング、クイック入金(即時入金)などが一般的です。クイック入金は、証券会社のウェブサイトから直接銀行の決済画面に遷移し、リアルタイムで入金ができる便利なサービスです。
楽天証券では楽天銀行、SBI証券ではSBI新生銀行との間でクイック入金が利用できます。入金額は、最初は少額からスタートしましょう。5万円程度から始めて、徐々に慣れてきたら金額を増やしていくほうが失敗しにくいです。投資は元本保証がないリスクを伴う行為なので、余裕資金での運用を心がけましょう。
株を選ぶ


株を選ぶ際は、以下のような点を考慮します。
- 業種や事業内容
- 初心者の方は身近な企業や日頃から利用している商品・サービスを提供している会社の株式から始めるのがおすすめです。スマホのApple社や、コンビニのセブン&アイ・ホールディングス社などが考えられます。
- 財務状況
- 財務状況を確認する際は、決算短信や有価証券報告書を参照しましょう。売上高や利益の推移、負債の状況などをチェックします。
- 株価の推移
- 株価の推移はチャートで確認できます。上昇トレンドにある株式や、一時的に下落して割安感のある株式を探すのも方法の1つです。
- 配当利回り
- 配当利回りは、年間配当金を株価で割った値です。配当利回り3%の場合、100万円投資することで年間3万円の配当金を受け取ることができます。
- 株主優待
- 株主優待は株主に対して企業が提供する特典です。例えば、オリエンタルランドが提供するディズニーリゾートのチケットや、ANA(全日本空輸)の国内線割引券などがあります。
上記のどれかの要素に偏ることなく、すべてを考慮して最適な株式を選びましょう。
株を購入する
株式の購入方法には主に成行注文と指値注文の2種類あります。成行注文は、現在の市場価格ですぐに売買する方法です。即座に取引が成立しますが、株価の変動が激しい場合は思わぬ価格で約定する可能性があります。
指値注文は、購入したい価格を指定して注文する方法です。指定した価格になるまで待つため、希望の価格で購入できます。株価が指定価格まで下がらない場合は取引が成立しません。現在1,000円で取引されている株式の場合、成行注文なら購入時点の価格(1,000円前後)で即座に購入可能です。
指値注文なら「990円で100株購入」と指定すれば、株価が990円まで下がった時点で購入できます。どちらの購入方法も一長一短あるので、上手に使い分けてください。10万円程度の資金で1〜2銘柄を購入し、株式投資の仕組みや値動きに慣れていくのがおすすめです。
株式投資を始めるときのポイント


株式投資を始めるときのポイントは以下のとおりです。
- 分散投資する
- 少額から始める
- 長期投資する
リスクを抑えつつ、効果的な投資を行うための基本戦略を解説します。
分散投資する
分散投資は、投資リスクを軽減する重要な戦略です。複数の銘柄や異なる業種に投資することで、1つの株価が下落しても全体への影響を最小限に抑えられます。
分散投資の方法は以下のとおりです。
- 異なる業種の株式に投資する
- 国内株と海外株を組み合わせる
- 株式以外の資産にも投資する
- 投資信託を活用する
自動車業界(トヨタ自動車)やIT業界(ソフトバンクグループ)、小売業界(イオン)など、異なる業種の株式に投資します。異なる業種に投資することで特定の業界の不振による影響を軽減可能です。国内株と海外株を組み合わせれば、特定の国の経済状況に左右されにくくなります。
少額から始める


株式投資は少額から始めるのが賢明です。初めから大金を投じると、万が一の損失時に大きなダメージを受ける可能性があります。少額から始めることで、リスクを抑えつつ投資の仕組みや自分の投資スタイルを学べます。
少額投資の方法は以下のとおりです。
- S株・ミニ株(単元未満株)を活用する
- 積立投資を利用する
- 投資信託を活用する
- 株価の安い銘柄から始める
SBI証券のS株、楽天証券のミニ株は1株から購入可能です。積立投資は毎月一定額を投資する方法で、平均購入単価を抑えられます。投資信託は最低1,000円程度から始められるものもあります。eMAXIS Slim 全世界株式インデックスは100円から購入可能です。
長期投資する
長期投資は株式投資の基本的な戦略です。短期的な株価変動に左右されず、長期的な視点を持って投資することが重要です。
長期投資のメリットには以下のようなものがあります。
- 複利効果が期待できる
- 短期的な変動に左右されにくい
- 手数料や税金の負担が少ない
- 時間をかけてリスクが分散される
複利効果とは得られた利益を再投資することで、大きな利益を生み出す効果です。年利3%で毎月1万円ずつ運用した場合、20歳から始めた場合は480万円が約930万円に、40歳から始めた場合は240万円が約330万円になります。企業の成長性や収益力を重視して投資することで、長期的には高いリターンが期待できます。


初心者におすすめの投資商品
初心者の方には、以下のような低コストインデックスファンドがおすすめです。
- eMAXIS Slim 全世界株式
- eMAXIS Slim S&P500
看護師は忙しく、毎日株価をチェックしたり企業分析したりする時間を確保するのは簡単ではありません。私自身も、投資を始めた頃は毎月3万円の積立投資で投資信託を購入していました。今では複利の力で大きな利益が生まれています。



ファミリーカー1台分程度の利益は生まれています
投資を始めるか迷っている方は、まずはNISAで投資信託を積み立てることから始めてみましょう。
»投資信託とは?仕組みや活用方法を詳しく解説
まとめ


株式投資は高いリターンが期待できる一方で、株価下落などのリスクも伴います。しかし、リスクを理解した上で少額から始め、分散投資や長期投資を意識することで、将来の資産形成に役立てることができます。
初心者が株式投資を始める際は、以下のポイントを押さえることが大切です。
- 投資目的を明確にする
- 少額から始める
- 分散投資を心がける
- 長期的な視点を持つ
- 継続的に学習する
私自身、急性期病院で看護師として働きながら投資を続けています。看護師は比較的安定した職業ですが、昇給には限りがあり、教育費や住宅ローン、老後資金など将来に向けて準備しなければならないお金も少なくありません。
だからこそ、給与だけに頼るのではなく、お金にも働いてもらう仕組みを作ることが大切だと考えています。
投資は決して一攫千金を目指すものではありません。将来の選択肢を増やし、経済的な不安を少しでも減らすための手段の一つです。
まずは証券口座を開設し、少額から投資を始めてみましょう。その小さな一歩が、将来の大きな資産形成につながるかもしれません。


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